地域の宝物
こんにちは。
青木です。
最近十条院には1才前後のお子さんをつれたお母さんがたくさん来院されます。
午前中に来るそのお子さんたちは十条院のアイドルです。
お子さんの笑顔や行動はご高齢の方々の笑顔をさらに笑顔にしてくれます。
理念の一文に
「子供と高齢者の関わりのもてるコミュニティの提供」
とあります。
ぬいぐるみをもって一緒に遊んでくれる方
自分も腰や膝がいたいのにお子さんをだっこしようとしてくれる方
転びそうなお子さんをみんなで身を乗り出して支えようとしてくれる方々
認知症で喜怒哀楽が激しい方もお子さんにタッチされるだけでとてもうれしそうな笑顔を見せてくれました。
とくに最近うれしい出来事がありました。
商店街でご高齢の女性の患者さんが同じく十条院に通ってくださっている3ヶ月のお子さんをつれたお母さんが挨拶をする、という場面があったそうです。
お二人は院のなかでベッドが隣だったりマイクロ中などでお話をする機会が何回かあったのですが、院の外でもお話をして繋がりを作ってくれました。
十条院のなかでの関わりが院の外でも影響を与えられたと思いました。
地域の子供達は地域の宝物です。
そしてご高齢の方々も地域の宝物です。
ひとつひとつの出会いを大切に繋げるとあらたな繋がりができることもありますね