理念の共有

ブログ担当の藤田です。

日本人は古来より、おもてなし文化が根付いています。
五輪招致の時の滝川クリステルさんの言葉でも、取り上げられていましたね。

そもそも、「おもてなし」の意味って皆さんは知っていますか??

おもてなしにも諸説あり、

2つの意味があるようです。

一つ目は「以て成し」に接頭語の「お」がついたもの。

待遇、食事や茶菓のごちそう、身のこなし、取り計らいを意味する。

二つ目は「表裏なし」

表裏のない心で相手に接すること。

と、あります。


また、サービスとの違い。 

サービスとは、元々は「奴隷」というニュアンスが含まれ、提供する側とされる側に主従関係が発生します。
お客様が上、スタッフ側が下と上下関係がはっきりするものと言われています。

おもてなしとは、病院(Hospital)と語源を共にし、かつて交通機関や宿が整備されていない時代、危険と隣り合わせに巡礼する異邦人を歓待することを意味し、
家族と接するように、表裏の無い心で見返りを求めない対応と言われています。


そこで、また大切になるのが思いやり。

皆さんの心です。

患者さんに対して、スタッフに対して、物に対して、どれだけ思う心を持てるのか。

目配り、気配り、心配り。

どんなに、目や気持ちで気づいても、心が動かされなければ、人間は行動しません。

皆さん、どうか心を使ってください。
心から行動しないと、本当のおもてなしはできません。

表面的に繕っても、いつかバレます。
心からの行動が人を動かし、感激させるのです!