理念の共有

土曜日担当の藤田です。
共 共に喜び、共に成長する。

私が入社した当初、学生時代の講師の元で鍼の修行をしていました。
それは、治療の軸となる、技術・知識が欲しかったし、自分に鍼の自信を付けてから患者さんに治療したかったからです。
人それぞれあるとは思いますが、私の場合は、実際の治療の際には勉強通りにはいきませんでした。同じ症状でも、同じ位置に鍼を刺しても、同じ結果は得られません。
では、思うような結果が得られなかった時には、誰から学ぶのでしょう?

そう、患者さんです。
筋肉の付き方や、生活環境等が違う方に同じ治療では、得られる結果が違ったんです。だからこそ、患者さんのバックグラウンドの把握をしたり、どんな動作で痛いのか?以前打った鍼の場所を変えるのか、そのまま同じ場所で継続的に続けるのか?
教えてくれるのはやっぱり患者さんなんです。
ただ、患者さんは実験台ではありません。治療する人の想いに、『絶対、この患者さんは自分がなんとかする!!』が不可欠です。
患者さんから学び、成長して、共に喜ぶ。