理念の共有。

土曜日担当の林です。

 

今週は仕事がひと通り終わったあとミーティング中に近所のケアマネージャーさんが偶然訪問してくれて飛び入りでミーティング参加(半分は雑談?)となりました。

 

このケアマネージャーさんは近所ということもあってかほとんど毎日顔を出してくれて色々と意見をくれます。

話しの中で一人のスタッフが「利用者さんにお茶を出す時のプラスチックコップがどうしても私には納得できない。せっかく来てくれたのだから陶器の器でおいしいお茶を出すべきだ。」という意見がでました。

 

その方は以前は有料老人ホームという、デイサービスよりも大型の介護施設で会社もオベロンより大きな企業で勤めていたのでプラスチックコップでお茶を出すということは考えられないことだったのかもしれません。

 

私が研修に行った岐阜県のデイサービスではどこの店舗でも100円ショップのプラスチックコップで「落としても割れないし洗いやすいし100円ショップだからすぐに補充できる。クレームもでたことがない。」とのことだったので、オベロンのデイサービスでも取り入れようと持ちやすくて取り扱いが簡単なものを選びました。

 

居合わせたケアマネージャーさんに他のデイではどういうものを使っているかと聞いた所「意識して見たことがない。」ということでした。

 

それを聞いたスタッフの方は「じゃあ私の考え方は間違っていたのかな。」と言っていましたが、これに関してはどちらが正解でどちらが間違えという問題では無いと思いました。

 

どちらも利用者さんの事を考えての事です。お茶一つにも真剣に考えてくれるスタッフがいて本当に頼もしいです。

 

どちらが良いのかはわかりません。陶器の湯のみを用意してお茶を急須でいれたらスタッフの負担が増えるかもしれません。失礼な話しになってしまうかもしれませんが、認知症で何でお茶を飲もうがわからない方もいらっしゃいます。

 

しかしなんでもかんでも用意しろと言われて用意していたのではただの無駄遣いになってしまいます。

でもそこまで本気で考えてくれているのであればまずは取り入れてやってみたいと思います。今回は自腹を切ってとりあえずニトリに行ってきます(笑)